おならが硫黄臭い原因は?便秘でも便秘じゃなくても腸内環境を見直そう!
ある日、気付いたんです。
「そういえば、おならすごいクサい。。。」
もともと便秘気味でおならもよくしていたので
気にしていなかったのですがすごくクサいんです。
家族からも臭いと言われ、このまま放っておくと
大きな病気になってしまうのではないのか、
と危機感も出てきました。
で最近、便秘気味だったのが朝起きてコップ1杯のお水を飲むことで
少しずつ改善されてきているのですが
まだおならが臭いんです?!
そのため今回はおならの臭い原因について調べてみました。
(ちなみに音のするものを「おなら」、音のしないものを「屁」というそうです)
目次
おならはどこで作られる?
おならはどこで作られているか知っていますか?
おならは腸の中の腸内細菌が食べ物を分解する時に発生するガスなんです。
そのため、食べた物・腸内細菌の状態がおならに影響を及ぼしているんです。
腸内細菌が食べ物を分解するときに発生するガス全てが臭いわけではありません。
消化不良時、腸内細菌がタンパク質を分解する時に発生するガスが臭いおならとなるんです。
無臭のおならってある?
炭水化物、脂肪、セルロースなどが腸内細菌により腸内で発酵すると発生するガスは
二酸化炭素やメタンのため、それほど臭いはありません。
イモや豆を食べ過ぎるとおならが出る、と言われていますが
イモや豆を食べ過ぎても臭いおならが出る、というわけではないんです。
メタンガスは無臭のためニオイはしないんです。
おならはどのくらいの時間で作られる?
おならは食べ物を食べてから約6~7時間後に出ると言われています。
食べ物は成分によりますがタンパク質は約4~6時間消化にかかるため、
だいたい消化されたくらいの時間におならが出る可能性があるんです。
臭いおならの原因は?
お腹の調子がよくない時や消化不良時に臭いおならになる可能性が高くなります。
また、肉やネギ、にんにく、にらなどの食べ物を多く食べると、
大腸で分解される際に臭いのキツいガスであるインドール、スカトール、アンモニア、硫化水素、二酸化硫黄などが発生されます。
肉は動物性タンパク質と脂質で出来ており、腸内で分解されるのにとても時間のかかる食べ物なんです。
しかも分解されても分解されずに残ってしまうタンパク質もあるんです。
そのタンパク質は大腸に残留し、悪玉菌のエサとなってしまうんです。
肉は食べない方がいい?
肉は食べない方がいいかもしれませんが、健康的にバランスの良い食事するのなら
肉も食べた方がいいんです。ただし、食べ過ぎには注意する必要があります。
牛肉、羊肉、豚肉は悪玉菌が増えてしまい、腸内環境が悪くなってしまう場合があるため、
牛肉や豚肉に偏らない食事が悪玉菌を増やさないコツです。
また青魚は腸内環境に良いため、1日1食青魚を食べるのがおすすめです。
臭いおならを発生させないために
臭いおならの原因はお腹の調子がよくない時や肉などを食べ過ぎてしまうと
発生されるということを上記で書かせて頂きました。
肉の食べ過ぎにはくれぐれも注意してくださいね。
バランスの良い食事はこちらを参考に!
引用:厚生労働省「食事バランスガイド」について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html
また腸内環境をよくして、悪玉菌を減らすことにより
臭いおならを発生させないようにしていくことも出来ます。
腸内環境がよくなると体によいことがいっぱい!
便秘では無いからと言って腸内環境がよい、というわけではありません。
腸内環境を良くするために食物繊維や乳酸菌、ビフィズス菌などを
積極的に摂る事が大切です。
まずは簡単なヨーグルトから始めてみませんか?